模試を受ける目的としては下記のようなものが挙げられます。
- 自身の学力を客観的・相対的に知る
- 勉強の成果を確認する
- 苦手分野を見つける
- 試験会場の雰囲気に慣れる
上記のように学力向上のためのツールとして用いるのに加え、体調を整えて試験に臨むためにも活用してほしいと考えています。
体調を整えるというのは、下記のようなことです。
- 睡眠時間を何時間ぐらい取るか
- 試験の何時間前までに起きて、何時間前までに朝食をとるか
- 何を食べるか、どの程度の量を食べるか
睡眠時間を何時間ぐらい取るか
入試本番は何日も前から入試の時間に合わせて朝起きる時間を調整する生徒がいますが、模試のときにはそこまでしない方が多いです。
しかしながら、模試は試験本番で良い結果を出すための練習の場です。
例えば、模試で計算間違いや読み飛ばしなどのケアレスミスがあったときに、その原因が睡眠不足や疲れということも考えられます。
模試でも良いパフォーマンスが発揮できるように適度な睡眠をとって臨みましょう。
適度な睡眠時間が何時間程度か、模試のときに試しておきましょう。
試験の何時間前までに起きて、何時間前までに朝食をとるか
試験で実力を発揮するためには、しっかりと目が覚めていること、満腹でないこと、お昼までお腹が空かないことなどが必要です。
模試の段階でしっかりと何をどの程度食べた時が調子が良いか確認していただきたいと思います。
何を食べるか、どの程度の量を食べるか
中学入試の場合、午前と午後で別の学校の試験を受けます。
高校入試、大学入試の場合、お昼を挟んで午前と午後に試験を受けることが多いです。
朝ごはんとお昼ご飯に何をどの程度食べるかということも模試のときに趣味レーションしておいていただきたいと思います。
試験本番のときにゲン担ぎで「朝ごはんにカツサンドを食べた」とか、お昼に会場の近くで「ラーメンを食べた」などの話を聞くことがあります。
しかしながら、普段食べないものを食べると、お腹が痛くなったとか、眠くなったということを言うお子様が多数います。
是非、試験当日は普段と同じようなものを食べていただきたいと思います。
どんなものをどの程度食べたら調子が良いか、模試のときに試していただきたいと思います。