1対1個別指導の授業の進め方や受験までにかかる費用を過去の実例を基に紹介していきたいと思います。
数学と物理をメインに授業を行いました。
既卒生ということもあり、朝から晩まで1日12時間以上ほぼ毎日塾に来て勉強していました。
勉強に取り組む姿勢も真剣そのもの。
数学の授業は週2回だったのですが、3日分の宿題として出した宿題を1~2日でやってきて、宿題を増やすということがたびたびありました。
定着度も1回目の確認テストで合格点が取れないとその日のうちに再テストを受けたいと言い、分からない問題があればすぐに質問に来る。
一日ごとにやり残しのないように勉強していました。
授業内容
数学(授業回数:51回)
8月~9月
使用教材
- 青チャート
- 共通テストの過去問
- 過去問等を集めたプリント
授業内容・経過
問題演習を行いながら、知識の足りないところの穴埋めを行いました。
当初は三角比の公式や積分の1/6公式なども覚えられていない状態でした。
しかしながら、身に付いていないところはその日のうちにできるようにするという姿勢で勉強を行い、入塾から2か月が経った頃には学力が目に見えて伸びてきて「この生徒は絶対に受かる」と確信していました。
10月~2月
使用教材
- 志望校の過去問
- 青チャート
- 過去問等を集めたプリント
授業内容・経過
滑り止めの学校の過去問から演習し、第1志望の筑波大学の過去問は15回分、間違えた問題は何度も解き直しをしてしっかりと仕上げました。
第2志望の早稲田も10年分ぐらい扱いました。
12月頃にはおおむね仕上がっていたので、京大・北大・その他国立大学等の入試問題から苦手分野の問題や筑波・早稲田の過去問で扱っていなかったテーマの問題演習を行いました。
英語(授業回数:10回)
9月~11月
使用教材
- Evergreen
- 長文問題集
- 志望校過去問
授業内容・成果
文法知識の不十分なところを強化しました。
英語の長文の読み方を指導し、演習を行いました。
ターゲット1900の前半は一語一義程度は覚えていましたが、多義語等は覚えられていませんでした。また、後半はほぼ覚えられていない状態でした。
しかしながら、単語テストを毎日しっかりとこなし、メキメキと語彙力を伸ばしていきました。
英語は過去問の点数も上がり調子で、11月頃には合格が視野に入ってきました。
他の科目(物理、国語)の方がピンチということで、科目を切り替えました。
古典(授業回数:5回)
10月~11月
使用教材
- 古典文法基礎ドリル
- 漢文句形ドリルと演習
- 共通テスト過去問
授業内容・成果
古文の助動詞や敬語などの知識を指導し、演習を行いました。
漢文の句形、置き字や返読文字などが曖昧でしたが、しっかりと確認し定着を図りました。
知識がつくにつれ、過去問の点数も伸びてきました。
物理(授業回数:14回)
11月~2月
使用教材
- セミナー物理基礎+物理
- 共通テスト過去問
- 志望校過去問
授業内容・成果
物理は比較的得意とのことでしたが、授業を開始した当初(10月)の時点では電磁気や熱力学の公式が十分に覚えられていませんでした。
演習量も足りておらず、セミナー物理の基本問題でもほとんど解けない単元がある状態でした。
共通テスト直前の12月頃になってようやく過去問を扱うようになり、1月~2月で志望校の過去問演習を行いました。
結果
- 筑波大学 合格!
- 早稲田大学 合格!
授業料
当塾の授業料は学年により異なります。
2024年度の授業料(1回70分)は下記の通りです。
学年 | 授業料 |
---|---|
小1~3年生 | 4,950円 |
小4~5年生 | 5,390円 |
小6~中2年生 | 5,610円 |
中3~高2年生 | 5,830円 |
高3・高卒生 | 6,050円 |
上記の実例の場合の2024年の授業料に換算した場合の授業料は下記の通りです。
学年 | 授業料 |
---|---|
高卒生(数学・英語・国語・物理:80回分) | 484,000円 |
※授業料以外に入塾金(16,500円)、教室維持費(16,500円/半期)、教材費(実費)がかかります。