授業の効果

「授業を聞くとよく分かる」と言ってくれる生徒が多くいます。
しかしながら、同時に「理解はできるけど、問題が解けない。試験で良い成績が取れない。」と言われることもあります。

どんなに良い授業を受けても、授業を聞いただけで勉強ができるようになる生徒はほとんどいないでしょう。
授業を聞いて、問題演習をする知識が定着し、応用力も身に付く。
これは多くの経験していることかと思います。

もう一つ、私は長年生徒たちを見てきて、授業で教えたことが身に付いている生徒と身に付いていない生徒の違いとして、授業を受けたあとの復習のタイミングが重要と考えております。

週1回の授業で、授業後に復習も宿題もやってこなかった生徒は1週間前の授業で教えたことはほとんど覚えていません。

授業の前日に慌てて宿題をやった生徒は、分からなかった問題や間違えた問題が多く、解答を見ながら宿題をやってきたように見受けられます。
そうすると授業中に教えた考え方のポイントなどを忘れてしまって、問題を解くための手がかりを見つけられなかったり、解法を丸暗記することになってしまったりします。

私の経験上、授業で扱った問題を授業の直後に復習させると、大体の生徒は授業の記憶が残っていて授業で教えた方法とほとんど同じ手順で問題を解くことができます。
しかしながら、授業直後に復習せずに2~3日経ってしまうと、一部の強調して説明した部分しか記憶に残っていなかったりします。
ほんの2~3日で大部分を忘れてしまいます。

当塾では授業直後に授業の復習をし、その後、一週間かけて宿題をやるように推奨しています。
宿題は1回やって終わりにせず、間違えた問題は解き直しをして、できなかった問題をできるようにしていくことが重要です。

他にも勉強を進める上で重要なことは多々あります。
勉強の進め方が気になる方は是非一度ご相談ください。