昨日の英語の授業で扱った読解問題で、国による文化の違いについて書かれていました。
1対1の授業では、生徒に興味を持たせたり、問題を解いたり今後の人生で役立ててほしい知識を授けるために様々な話をします。
昨日も日本では考えられないような文化の違いを例を挙げて説明しました。
今日の記事でもいくつか紹介していきたいと思います。
「Fine City」シンガポール
シンガポールは「Fine City」といわれる別称があります。
これは fine の持つ2つの意味、「素晴らしい」という意味と「罰金」という意味をかけて用いられています。
シンガポールではごみのポイ捨てをしたら罰金。
初犯の場合、軽微な場合でS$300(約3万4千円)、ペットボトル等を捨てるだけでも軽微にはあたらず悪質と考えられ、最大でS$2,000(約22万円)程度の罰金になります。
再犯になるとさらに罰金額が上がり、2回目は最大でS$4,000(約45万円)、3回目以降は最大でS$10,000(約113万円)の罰金となります。
知らなかったでは済まないので、気をつけましょう。
「訴訟大国」アメリカ
アメリカが訴訟大国であることは周知の事実でしょう。
日本なら問題にならないようなことで訴えられてしまう可能性があります。
個人同士の訴訟ではありませんが、企業に対する訴訟として有名なものに下記のようなものがあります。
マクドナルド・コーヒー事件
マクドナルドで買ったコーヒーを膝にこぼして火傷をした。
マクドナルドのコーヒーが通常よりも熱かった(約85℃)であったにもかかわらず、店員が注意せず、カップの注意書きも見づらかった。
マクドナルドの敗訴。
286万ドル(約3億円)の賠償金の支払いが命じられました。
ドイツ
ドイツでは鼻をすする行為は非常に汚い行為としてタブーとなっています。
しっかりと鼻をかむようにしなければなりません。
以前に見たテレビ番組では、カフェのようなお店のテラス席で鼻をすすったら、隣の席のご婦人に叱られていました。
まとめ
「郷に入れば郷に従え」
外国に行ったり、日本国内でも異文化と関わるときには、他の文化を尊重し、理解するように心がけましょう。