AIの利便性が上がり、もはや社会のあらゆるところでAIが使われています。
私たちの教育業界においても様々なところでAIが使われています。
例えば、オンライン学習システムでクイズ形式に問題が出され、間違えた問題は解説を読んで理解する。AIが受講者の正誤のデータを分析し、学習効率がいいように反復させたり、類題を出したりするようなものがあります。
生成AIを使えば、英文を日本語に翻訳したり、本の要約などは一瞬でやってくれます。
ビジネスの世界でもそのようなAIの技術を活用することは求められているので、子供たちがそのような技術を活用することは必要だと思います。
一方で、ほんの数年で世の中が劇的に変化した中で、中学・高校・大学の入学試験はそれほど大きく変化していません。
従来と同じように英単語を覚え、数学の公式を理解して覚えて問題演習する。
生成AIの翻訳機能が上がってきた今の時代に本当に外国語の勉強が必要なのか?
数学もかなり複雑なことでも生成AIができるようになっているのに、学校教育・受験勉強は従来と同じことを学ぶことに意味があるのか?
現状、学校教育や受験が従来と大きく変わっていないので、定期試験や受験で良い成績を取るための勉強をおしえていますが、もっと今後子供たちが社会に出て役立つことを教えていかなければならないのだと思います。
[参考] AIに数学の問題を出した結果
問題1: y=-x^2+4とx軸で囲まれる部分の面積を教えて。
Microsoft Copilot の回答: 囲まれる領域の面積計算について
問題2: 5人にチョコレートを配るときに一人1個以上で合計8個以下にする場合の数は?
Microsoft Copilot の回答: 5人にチョコレートを配るときに一人1個以上で合計8個以下にする場合の数は?