日々、生徒たちから質問をされますが、上手な質問とそうでないものがあります。
あまり良くない質問としては「この問題がわからない。」と丸投げしてくるもの。
そういう場合には、この問題だけが分からない場合もありますが、もっと基礎から理解が必要な場合、解説を読んだけど理解できない場合など様々な状況が考えられます。
個別の授業中の質問であれば、「この公式は覚えてる?」、「図は書いた?」、「この問題の解き方は知ってる?」など生徒の理解度を探りながら解き方を教えていきますが、自習時の質問の場合、解き方を説明するだけになってしまいます。
上手な質問の仕方としては、「(自分のノートを持ってきて)こういう風に考えたんだけど、どこが違うの?」、「(解説の)この式はどこから出てきたの?」のように間違ったところや分からなかったところを絞ってきてくれるととても対応しやすいです。
最近ではICT教育のせいで学校の先生が配布する教材がデータの場合があり、「(問題を口頭で説明して)この部分がわからない」と一部だけノートに写して質問に持ってくることが多くなりました。
そのような場合には、口頭で説明した問題の重要な要素が抜けていたり、思い込み、書き損じなど様々な錯誤のようなもの入り込み問題が解けないことがよくあります。
質問に来るときには、テキスト、ノート、解答などを持って来てくれると効率的に対応することができます。