長期記憶のための意識改革

「人間は忘れる生き物」といいます。

英単語や数学の公式、定期テスト前に一夜漬けした知識など、どんどん抜けていってしまいます。

実際に、生徒に授業直後に確認テストを行った時には満点だったのに、翌日同じテストをやらせると7割程度ということはよくあることです。

頑張って覚えたことであっても、原則は忘れてします。

ただ、例外として「生きてく上で必要な知識」に関しては脳が記憶にとどめておこうとしてくれます。

では、脳が「生きていく上で必要な知識」と脳に思い込ませるためにはどうしたらいいでしょうか?

  1. 何度も繰り返し覚えようと努力をする。 何度も同じことを覚えようとすると脳が「これは必要なことなんだ」と思ってくれます。
  2. ずーっと、一生覚えておく意識で覚える。 学校の定期テストのために覚えるとか、中学受験まで覚えるなどと思って覚えていると、不思議なもので試験が終わったら忘れてしまいます。 中学入試でも、高校入試でも、大学入試でも使う知識だからずーっと覚えておかなければいけないという意識で覚えましょう。
  3. 「(数学の公式など)覚えなくても導けばいい。」と思っていると、記憶には残りません。 公式は導けることも大事ですが、使いこなすためにはやはり覚えてください。